独学で公務員試験

公務員試験を独学で目指す人の為の、科目チェックと内容解説ブログ

1.人権総論 (1)外国人の人権

1.人権総論(1)外国人の人権

今回学ぶ内容

 

権利を受けられるのは日本人だけか否か

権利の性質でその権利が日本人のみか判断。

「何人」や「国民」という表現で区別しない

  •  判例 マクリーン事件

 

指紋捺印

指紋の捺印を強制されない

しかし、制度は合憲

  • 判例 外国人指紋押印拒否事件

 

外国人の権利

外国人の社会権(生存権など)は保障されていない。

福祉的給付などで自国民を優先して良い。

 

また、経済的自由権の制限は許容される。

 

外国人の出入国など

憲法第22条2項で、

外国人の出国の自由は保障。

移住の自由はある

一時旅行権亡命権は保障されていない。

 

また在留する外国人の登録義務を課すことも、許容される。

 

 

外国人の参政権や公務員登用

参政権は基本含まないが、地方参政権を認めることは許容される。

  • 判例 定住外国人の地方選挙権

 

公務就任権は保障されていない。

  • 判例 外国人職員昇任試験拒否事件

 

政治活動の自由(精神的自由権)

政治活動はわが国の政治的意思決定やその実施に影響を及ぼさない限り、保障される。

  • 判例 マクリーン事件

 

 

解説

・権利を受けられるのは日本人だけか否か

 

権利の性質で判断することを性質説といい、

書かれている文面で判断することを文言説という。

 

日本国憲法は性質説の立場である。

文言説も間違いとして出てきそうな言葉だと思います。

 

・指紋捺印

外国人はみだりに指紋の押印は強制されないが、

外国人に対する指紋押印制度自体は合憲となったという

すこしややこしい判決。

頭の中で混ざってしまわないように注意が必要だと思います。

 

・外国人の権利

 外国人の出入国など

 外国人の参政権や公務員登用

 政治活動の自由

 

ここでは外国人が日本で保障されているものを覚えたほうが

早いのかもしれないです。

 

この中で保障されているのは

出国の自由(移住の自由

政治活動の自由(わが国の政治的意思決定やその実施に影響を及ぼさない限りという条件付き)

 

また、

地方参政権を認めることは許容される。ので保障はされていないものの

権利がある場合もある。

 

それ以外は認められていないと覚えると

忘れてしまったり、知らない権利が出た場合も

選択肢を判断できるかもしれないです。

 

 

誤植や間違いなどが書かれていたら

コメントなどでご指摘していただけると幸いです。

よろしくお願い致します。